- 春日部で約半世紀。あなたの街の音楽教室。ミュージックファームぷりま

ピアノ・声楽・ギター・バイオリン・フルート・クラリネット

BLOG

黒鍵ペンタトニック 「真夏の出来事」(平山三紀)

「真夏の出来事」(平山三紀/筒美京平作曲)

今回は前回のエントリーで紹介した筒美京平が作曲した平山三紀が歌う「真夏の出来事」です。

1970年代初頭に筒美京平は“メロディー・メーカーからサウンド・メーカー”へと何度か語っているのだがまさにその通りで「真夏の出来事」こそが、“サウンド・プロダクション”の必要性を痛切に感じていた筒美京平の“サウンド作り”の一つの完成形を提示した日本のポップスの金字塔である。(CD「Kyouhei Tsutsumi History」ライナーノート58頁)

筒美とこの曲を作詞した橋本淳とが共同で設立した事務所に平山は当時所属していました。つまり身内ともいえる平山の曲で、筒美は新たなるサウンド作りを遠慮なく試行錯誤したのでしょう。

この曲では、平山の歌唱に対し、楽器・コーラスがバックで見事に絡み合ったサウンドを作り上げます。そしてそこで鍵を握るのが、ペンタトニック(5音階)なのです。

譜例①のベースラインに譜例②のイントロが重なります。譜例③のイントロ終わりから譜例④の歌い始めへとスムースに受け渡されます。譜例①~④のいずれもペンタトニック(5音階)で作られています。5音であれば、メロディが複数重なっても、お互いに衝突せず共存することができるのです。

これぞ筒美京平の作曲術の妙と言えます。

最新ブログ

2026年7月19日
ぷりま音楽歳時記 3-15.ロ短調
image
<ロ短調> ロ短調の調号は♯が2つ。同じ調号の平行調であるニ長調が「祝祭的」で「ハレ」の調であれば、ロ短調は「ケ」「ケガレ」の調にも感じま... 続きを読む
2026年7月12日
今月の1冊『ドレミファソラシは虹の七色?』
image
『ドレミファソラシは虹の七色?』 前回のエントリーで触れた「共感覚」について以前から漠然とは知っていましたが、具体的には理解していませんで... 続きを読む
2026年7月5日
共感覚~音や文字から色を感じる?
image
かねてから私は「共感覚」に興味がありました。その共感覚とは、読んだ本によれば、 音や文字に色を感じたり、色から音を感じたり、味から形を感じ... 続きを読む

ブログをすべて見る

最新ブログBlog

2026年7月19日
ぷりま音楽歳時記 3-15.ロ短調
image
<ロ短調> ロ短調の調号は♯が2つ。同じ調号の平行調であるニ長調が「祝祭的」で「ハレ」の調であれば、ロ短調は「ケ」「ケガレ」の調にも感じま... 続きを読む
2026年7月12日
今月の1冊『ドレミファソラシは虹の七色?』
image
『ドレミファソラシは虹の七色?』 前回のエントリーで触れた「共感覚」について以前から漠然とは知っていましたが、具体的には理解していませんで... 続きを読む
2026年7月5日
共感覚~音や文字から色を感じる?
image
かねてから私は「共感覚」に興味がありました。その共感覚とは、読んだ本によれば、 音や文字に色を感じたり、色から音を感じたり、味から形を感じ... 続きを読む

ブログをすべて見る

体験
レッスン
受付中