今月の一冊 細川周平著『近代日本の音楽百年 第1巻 洋楽の衝撃』
細川周平/岩波書店/ISBN(13)978-4000272261
コロナ禍で出版された音楽書で、私が個人的に最も衝撃を受けたのがこの本。江戸末期から第二次世界大戦までの日本の大衆音楽史をまとめた全4巻の大著です。
ジャンル・時代等々、各論的に大衆音楽を扱う本は多いですが、通史としてまとめたのがこの本の驚異的なところです。
難点は専門書なので高価なこと、気軽に手を出せません。ですが心配ご無用。春日部市立図書館に無事所蔵されましたので、ご興味のある方はぜひ借りてお読みください。