ぷりま音楽歳時記 2-14. ホ短調 2024年6月16日 ぷりま音楽歳時記,ホ短調 <ホ短調> ホ短調は、調号は♯1つ。マッテゾン曰く、「哀愁を帯び、困惑し、悲しい」調。ギターの6弦のうち2弦を押さえれば主和音Em(ミソシ)が鳴ることでもおなじみです。 <ホ短調の曲> ピアノ協奏曲第1番(ショパン) この曲はショパンが故郷のワルシャワを去り、ウィーンへ旅立つ際の告別演奏会で自らの手で初演された曲です。まさにホ短調に相応しい曲と言えるでしょう。今回紹介するのは、ピアノが、M.アルゲリッチ、指揮・C.デュトワによるNHK交響楽団による1996年の演奏です。
ぷりま音楽歳時記 14.ホ短調 2022年6月12日 ぷりま音楽歳時記,ホ短調 <ホ短調> ホ短調は、♯が1つ。平行調のト長調と同様に開放弦が使えるので弦楽器で演奏しやすい調。音楽理論家マッテゾンはこの調を「深く沈み考えこむ調」と性格づけてもいます。 <ホ短調の曲> ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64(メンデルスゾーン) ホ短調の代表曲といったらまず挙げられるのがこの曲。ドイツロマン派、メンデルスゾーンによる大名作です。今回紹介する演奏は、ヴァイオリンがアイザックスターン、ガリー・ベルティーニ指揮、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団による1986年のライブ録音です