ルーティン~日々の小さな変化に目を向ける~
ここ数年で私の生活で習慣化したのが、ウォーキングです。起床してさっと朝食を済ませたら、1時間ほど歩くのがルーティンとなりました。それだけでもだいたい6000~7000歩に達するので、あとは日常の買い物等で歩くだけで、厚生労働省が成人男性に推奨する8000歩には楽々到達します。これがルーティンとなるまで、歩く時間や距離をいろいろ試しましたが、ようやく今の形に落ち着きました。
一旦習慣化すると、朝のルーティンを済ませないと気分的にすぐれません。雨天や猛暑などで多少めげそうにもなりますが、今のところ継続欲が上回っています。今後はこれに筋トレも加えたいと目論んでいます。昨年出来なかった腹筋はようやく出来るようになりましたが、まだまだ習慣化には程遠い状態です。
筋トレの習慣化以上に私にとって喫緊の課題がピアノの練習についてです。さすがにピアノに触れない日はほぼ無いものの、練習の時間帯はまだらで、レッスン仕事の隙間時間に片手間でやったりどうも落ち着きがなくルーティンにはなっていません。ルーティンの良いところは、同じ時間・場所でいつもの決まったことを繰り返す中で、小さな変化に対して敏感になれる点にあると思っています。私のように40年以上のピアノキャリアでは、やはり成長するにもその幅には限りがあると思います。けれど日々の小さな変化に目を向けていれば、わずかでも改善の余地が見つかるかもしれません。そしてわずかにでも成長できればそれに越したことはありません。
はやく「ピアノ練習のルーティンを済ませないと気分がすぐれない」と胸を張れるようになりたいものです。