- 春日部で40年。あなたの街の音楽教室。ミュージックファームぷりま

ピアノ・声楽・ギター・バイオリン・フルート・クラリネット

BLOG

「楽云楽云鐘鼓云乎哉」をめざして

今月より毎月おたより出すことにしました。

普段のレッスンではどうしても弾くことの指導に目一杯時間を使ってしまいます。本当は少し脇道にそれて、音楽を聴いてみたり、音楽に関係する本や映画、音楽理論などの話が出来れば、より彩りある充実したレッスンになると常々思っておりました。このおたよりがその役目の一端を担ってくれればと思っています。拙い文章になりますが、どうぞおつき合い下さい。

さて、タイトルの漢文は、孔子の論語からの引用です。読み下すと「楽(がく)と云(い)い楽(がく)と云(い)うも鐘鼓(しょうこ)を云(い)わんや」となり、意味は「音楽、音楽というが、ただ鐘や鼓を鳴らせばよいのではない」と訳せるのだそうです。2000年以上も前の言葉ですが、現在、私達がピアノ弾く場合にも充分あてはまるように思えてなりません。

ピアノは所定の鍵盤を押せば、ひとまず音は出るので、何となく音楽らしくなるまでは比較的簡単な楽器です。ですが、きちんと仕上げようとすれば奥深く、どこまでも掘り下げられる難しい楽器になります。下手にその深みにハマるとすぐに息詰まってしまいます。

上手に「深める」ためにも、同時に進めたいのが「広げる」作業です。CD、TV、ラジオ、インターネット、コンサートなどで積極的に音楽に触れてみましょう。そして未知なる音楽への興味・関心も大きく広げていきましょう。広く知識や経験が培われれば、多少深みにハマったとしても、また別の角度からアプローチして掘り下げ直すこともできます。

このおたよりが、少しでもみなさんの音楽経験を豊かに「広げる」きっかけになれれば幸いです。

(2019年10月第1号)

 

 

最新ブログ

2024年7月21日
ぷりま音楽歳時記 2-15.ロ短調
image
<ロ短調> ロ短調の調号は♯が2つ。マッテゾン曰く、「奇妙で、喜びを欠き、憂鬱」な調。確かに主音シは白鍵の中では不安定な音。それゆえシリア... 続きを読む
2024年7月14日
今月の一冊 大石始著『ニッポン大音頭時代』
image
『ニッポン大音頭時代』 大石始著/河出書房社/ISBN(13)978-4309276137 すっかり日本の伝統とばかり思いこんでいた音頭... 続きを読む
2024年7月7日
録音で「やったつもり」練習にならないように
image
私は普段、必要最低限しか鏡は見ません。セルフポートレイトも苦手で、古くはプリクラ、現在ではスマホの自撮りはほとんどやったことがありません。それど... 続きを読む

ブログをすべて見る

最新ブログBlog

2024年7月21日
ぷりま音楽歳時記 2-15.ロ短調
image
<ロ短調> ロ短調の調号は♯が2つ。マッテゾン曰く、「奇妙で、喜びを欠き、憂鬱」な調。確かに主音シは白鍵の中では不安定な音。それゆえシリア... 続きを読む
2024年7月14日
今月の一冊 大石始著『ニッポン大音頭時代』
image
『ニッポン大音頭時代』 大石始著/河出書房社/ISBN(13)978-4309276137 すっかり日本の伝統とばかり思いこんでいた音頭... 続きを読む
2024年7月7日
録音で「やったつもり」練習にならないように
image
私は普段、必要最低限しか鏡は見ません。セルフポートレイトも苦手で、古くはプリクラ、現在ではスマホの自撮りはほとんどやったことがありません。それど... 続きを読む

ブログをすべて見る