黒鍵ペンタトニック「裸の心」(あいみょん)

昨今のJ-popで、フォークソングの系譜を継ぐミュージシャンの代表格といえば、「あいみょん」が挙げられるでしょう。その人気は若者にとどまらず、比較的高い年齢層にも支持されているように思います。特にこの「裸の心」はかつての「日本有線大賞」の後継ともいえる「USEN HIT総合年間1位(2020年)」でフォーク世代の心をもつかんでいるといえます。この曲のアレンジャーはトオミヨウです。前回紹介した「夏色2024」(ゆず)や朝の連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌「さよーならまたいつか!」(米津玄師)でも編曲を担当する当代きってのミュージシャンです。
この曲に関わったスタッフのルーツをたどるとかの矢沢永吉に行きつくのが何とも興味深いところです。あいみょんを発掘したのが、ラストラム・ミュージックエンタテイメントの社長の村田積治です。村田はかつて矢沢のマネージャーでした。さらに加え、トオミヨウの実父は、尾崎豊のプロデューサーも務めた須藤晃。須藤の師匠筋にあたる高久光雄が矢沢の担当ディレクターでした。さらにこの「裸の心」はサントリーBOSS「宇宙人ジョーンズ いつもの自販機篇」のCM曲で、サントリーBOSSの初代CMキャラクターは矢沢永吉。どこか因縁めいていうようです。
なおこの曲のAメロが四七抜き長音階。黒鍵だけで弾くことが出来ます。
