- 春日部で40年。あなたの街の音楽教室。ミュージックファームぷりま

＜ハ短調＞

ハ短調の調号は♭が３つ。マッテゾン曰く、「極端に愛らしいが、悲しい」とのこと。確かに短調の暗さはあるものの、どことなくチャーミングな佇まいを感じさせる調です。

＜ハ短調の曲＞

ピアノ協奏曲第3番（ベートーヴェン）

この曲の第1楽章はハ短調。オーケストラの荘厳な重々しさに対して、ピアノ独奏はどこか軽妙でとても愛くるしい気もします。今回紹介するのは、1959年録音、グレン・グールド（ピアノ）、バーンスタイン（指揮）、ニューヨークフィルハーモニーの演奏です。

＜ハ短調＞

ハ短調の調号は♭が３つ。同主調のハ長調はイノセントな印象のハ長調。ハ短調はその反面のダークサイドとして用いられることが多いと感じます。

＜ハ短調の曲＞

「交響曲第５番＜運命＞」（ベートーヴェン）

ハ短調の代名詞的な存在ともいえるのがこの曲。激しく葛藤するかのような第１楽章がハ短調。祝祭的な終楽章はハ長調でその対比は見事。今回紹介するのは、1981年10月29日東京文化会館でのカラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニーの演奏です。