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黒鍵ペンタトニック「竹田の子守唄」(京都地方民謡)

「竹田の子守唄」(京都地方民謡)

「フォークソング」とは元来、伝承された民謡や民俗音楽等を指します。19世紀、アメリカ各地でその類の音楽が蒐集されます。1960年代、冷戦下で「フォークソングリバイバル」の流れが生じます。これは単に民謡の蒐集にとどまらず、人種差別やベトナム戦争への反対運動等、若者の政治・社会運動と密接に連動してきます。

このムーブメントは日本にも上陸。その影響を色濃く受けたであろう1曲が今回紹介する「竹田の子守唄」です。この曲は1964年末に京都・伏見区で採譜・編曲された民謡で、関西フォークの界隈で広く伝播します。そして1971年、フォークグループ「赤い鳥」がこの曲を再録音しシングルA面曲として発表します(かの名曲「翼をください」をB面にさしおいて)。発表後3年で100万枚を越える大ヒットとなります。70年代前半までは多くの歌手にもカバーされるなど、日本のフォークソングの代表的な曲といえました。

ところがこの曲の出自が被差別部落であることが広く知られるようになると、メディアは放送・販売を自主規制し自粛するようになります。その経緯の詳細は前々回のエントリーで紹介した「放送禁止歌(森達也著)」をご参照ください。

21世紀になり自粛も緩和。再び様々なメディアでこの曲を耳にするようになりました。なおこの曲は「二六抜き短音階」の曲として編曲されていて、黒鍵だけで弾けます。下記は「赤い鳥」がインディーズレーベルURCで発表した1969年のヴァージョンです。

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