ぷりま音楽歳時記 2-11.変ロ長調 2024年3月24日 ぷりま音楽歳時記,変ロ長調 <変ロ長調> 変ロ長調は♭が2つ。マッテゾン曰く「気を晴らし、壮大」。管楽器が鳴らしやすい調で、弦楽器もソフトに響くので、ストレスの少ない調と言えるでしょう。 <変ロ長調の曲> ピアノ協奏曲第2番(ブラームス) 「気を晴らし、壮大」に相応しいのがこの曲。ブラームスが初めてのイタリア旅行で得たインスピレーションを基に作曲されました。ピアノがポリーニ、指揮がアバド(共にイタリア人)によるウィーンフィルの演奏(1976年)を紹介します。
ぷりま音楽歳時記 11 .変ロ長調 2022年3月13日 ぷりま音楽歳時記,変ロ長調 <変ロ長調> 変ロ長調は♭が2つ。ドと吹くとシ♭が実音として鳴るB♭(ベー)管を中心に管楽器が得意とする調。ストレスなく気持ちよくブラスが響きます。 <変ロ長調の曲> 『展覧会の絵』プロムナード(ムソルグスキー=ラヴェル) ムソルグスキーが作ったピアノ曲を「管弦楽の魔術師」としても名高いラヴェルがオーケストラのためにアレンジ。冒頭の管楽器トランペットの響きがとても印象的です。1980年4月東京のNHKホールでのチェルビダッケ指揮、ロンドン交響楽団の演奏を今回は紹介いたします。