- 春日部で約半世紀。あなたの街の音楽教室。ミュージックファームぷりま

ピアノ・声楽・ギター・バイオリン・フルート・クラリネット

BLOG

黒鍵ペンタトニック 「船頭可愛や」

「船頭可愛や」

作曲家、古関裕而を主人公のモデルにしたNHK朝の連続テレビ小説「エール」の劇中にも度々登場した曲、「船頭可愛や」を今回は取り上げようと思います。

この曲は「利根の舟歌」に続いて作詞家、高橋掬太郎とのコンビで作った曲で、古関裕而にとっては出世作となりました。「『利根の舟歌』は短調だったが、『船頭可愛や』は瀬戸内海あるいは、遠洋漁業の男を想う歌なので、長調でいわゆる田舎節で作曲し、間奏には再び尺八を使ってみた」(『鐘よ鳴り響け』<54~55頁>)と古関氏が述べている通り、この曲は田舎節つまり「四七抜き長音階」のペンタトニックで作られています。

ただし古関氏の戦後の代表曲、東京五輪の「オリンピックマーチ」や高校野球の「栄冠は君に輝く」などでは、素朴なペンタトニックは使わず、半音階的なモダンな音使いで作曲しています。それもそのはず。古関氏は若かりし頃、近代フランス・ロシアの音楽に夢中で、地元・福島で開催されたレコードコンサートには欠かさず通ったとのこと。また、近代的なの管弦楽法の規範ともいえる作曲家リムスキー=コルサコフの弟子、金須嘉之進にも古関氏は師事し、モダンな音作りにも精通していました。

音丸による歌唱でヒットしました(1935年、昭和10年)。

それを気に入り、世界的なプリマドンナ三浦環もレコーディングしました。(1939年 昭和14年)

最新ブログ

2026年2月15日
ぷりま音楽歳時記 3-10.変ホ長調
image
<変ホ長調> 調号は♭が3つの変ホ長調。この調をマッテゾンは「ただ真面目で、悲しげ」と色聴しています。吹奏楽の曲でこの調はよく使われます。... 続きを読む
2026年2月8日
今月の一冊『あの素晴らしい日々 加藤和彦、「加藤和彦」を語る』
image
『あの素晴らしい日々 加藤和彦、「加藤和彦」を語る』 前々回のエントリーで取り上げた「悲しくてやりきれない」を作曲した加藤和彦のインタビュ... 続きを読む
2026年2月1日
日々の微調整を続けて幸福度を上げる
image
日々のウォーキングで欠かせないのが、やはり音楽です。録りためたラジオの音楽番組等を聴きながら歩いています。その際、外音を遮断するイヤホンではなく... 続きを読む

ブログをすべて見る

最新ブログBlog

2026年2月15日
ぷりま音楽歳時記 3-10.変ホ長調
image
<変ホ長調> 調号は♭が3つの変ホ長調。この調をマッテゾンは「ただ真面目で、悲しげ」と色聴しています。吹奏楽の曲でこの調はよく使われます。... 続きを読む
2026年2月8日
今月の一冊『あの素晴らしい日々 加藤和彦、「加藤和彦」を語る』
image
『あの素晴らしい日々 加藤和彦、「加藤和彦」を語る』 前々回のエントリーで取り上げた「悲しくてやりきれない」を作曲した加藤和彦のインタビュ... 続きを読む
2026年2月1日
日々の微調整を続けて幸福度を上げる
image
日々のウォーキングで欠かせないのが、やはり音楽です。録りためたラジオの音楽番組等を聴きながら歩いています。その際、外音を遮断するイヤホンではなく... 続きを読む

ブログをすべて見る

体験
レッスン
受付中