- 春日部で40年。あなたの街の音楽教室。ミュージックファームぷりま

ピアノ・声楽・ギター・バイオリン・フルート・クラリネット

ぷりま音楽歳時記 2-14. ホ短調

ホ短調

ホ短調は、調号は♯1つ。マッテゾン曰く、「哀愁を帯び、困惑し、悲しい」調。ギターの6弦のうち2弦を押さえれば主和音Em(ミソシ)が鳴ることでもおなじみです。

<ホ短調の曲>

ピアノ協奏曲第1番(ショパン)

この曲はショパンが故郷のワルシャワを去り、ウィーンへ旅立つ際の告別演奏会で自らの手で初演された曲です。まさにホ短調に相応しい曲と言えるでしょう。今回紹介するのは、ピアノが、M.アルゲリッチ、指揮・C.デュトワによるNHK交響楽団による1996年の演奏です。

ぷりま音楽歳時記 2-13. イ短調

イ短調

イ短調は調号なし。マッテゾン曰く「むしろ沈痛で、辛抱強い。」意外にも金管楽器があまり得意としない調です。弦楽器は開放弦を使えるので、よく用いられます。

<イ短調の曲>

アルペジョーネソナタ第1番(シューベルト

アルペジョーネとは、シューベルトの時代に存在したチェロとギターをかけ合わせたような楽器です。今回紹介するのは、アルペジョーネはN.デルタイユ、フォルテピアノがA.ルディによる当時のオリジナル楽器での2012年の演奏です。

ぷりま音楽歳時記 2-12.へ長調

ヘ長調

ヘ長調は♭が1つ。マッテゾン曰く「寛容さ、忠実さ、愛」。特に管楽器であるホルンが得意とする調で、のどかで牧歌的な曲に用いられることが多い印象です。

<ヘ長調の曲>

交響曲第6番「田園」第1楽章(ベートーヴェン

弦楽器・木管楽器とホルンで演奏されるこの曲。ホルンが角笛のように響き、のどかな田園風景が醸しだされます。今回は、カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏で、1967年撮影の動画を紹介します。やや前衛的なカメラ編集の映像が時代を感じさせます。

ぷりま音楽歳時記 2-11.変ロ長調

<変ロ長調>

変ロ長調は♭が2つ。マッテゾン曰く「気を晴らし、壮大」。管楽器が鳴らしやすい調で、弦楽器もソフトに響くので、ストレスの少ない調と言えるでしょう。

<変ロ長調の曲>

ピアノ協奏曲第2番ブラームス

「気を晴らし、壮大」に相応しいのがこの曲。ブラームスが初めてのイタリア旅行で得たインスピレーションを基に作曲されました。ピアノがポリーニ、指揮がアバド(共にイタリア人)によるウィーンフィルの演奏(1976年)を紹介します。

ぷりま音楽歳時記 2-10.変ホ長調

変ホ長調

変ホ長調の調号は♭が3つ。作曲家スクリャービンはこの調を「青みがかった、鋼鉄の」と色聴します。確かに金管楽器がこの調を得意とします。

<変ホ長調の曲>

組曲「展覧会の絵」より終曲「キエフの大門」(ムソルグスキーラヴェル

組曲「展覧会の絵」は元々ムソルグスキーがピアノ曲として作りました。「管弦楽の魔術師」と呼ばれたラヴェルがオーケストラ用に編曲したのが特に有名です。今回は1980年、東京でのチェリビダッケ指揮、ロンドン交響楽団による演奏の動画を紹介します。

ぷりま音楽歳時記 2-9.変イ長調

変イ長調の調号は♭が4つ。作曲家スクリャービンはこの調を「ライラック色」と色聴。作曲家リムスキー=コルサコフも「灰色がかった紫色」と似た色で色聴しています。

<変イ長調の曲>

ワルツ第9番 op.69-1ショパン

ショパンのワルツは遺作を含めて、19作品と知られています。そのうちの5曲がこの変イ長調。特に第9番は「別れのワルツ」との通称で人気があります。今回紹介するのは、1950年録音のディヌ・リパッティによる演奏です。

ぷりま音楽歳時記 2-8. 変二長調

変二長調

変二長調の調号は♭が5つ。この調もすべての黒鍵を用います。作曲家スクリャービンはこの調を「すみれ色」と色調しています。この調も黒鍵5つ全て使えるのでピアノ曲に人気です。

<変二長調の曲>

op.32 D550(シューベルト

シューベルトの人気の歌曲。さらさらとした清流のようなピアノ伴奏は確かに「すみれ色」といった寒色を想起させるかもしれません。今回紹介するのは、早世のテノール歌手、フリッツ・ヴンダーリヒの1966年発表の録音です。

ぷりま音楽歳時記 2-7. 変ト長調

変ト長調

変ト長調の調号は♭が6つ。作曲家スクリャービンはこの調を「鮮やかな青」と色聴(正確には異名同音調の嬰へ長調について)。この調は黒鍵を全て使えるのでピアノ曲に多いのが特徴です。

<変ト長調の曲>

前奏曲集第1巻第8曲「亜麻色の髪の乙女」(ドビュッシー

亜麻色とは薄い黄褐色ですが、亜麻の花はなんと「鮮やかな青」です。(ちょっとこじつけ気味ですが…)今回紹介するのはイタリアの名ピアニスト、ミケランジェリの1978年の演奏です。

ぷりま音楽歳時記 2-6. ロ長調

ロ長調

ロ長調の調号は#は5つ。マッテゾン曰く、「矛盾していて、硬く、不快で、絶望的」な調。確かに管弦楽器にとっては演奏しにくい調ですが、ピアノでは黒鍵を全て使えるので、意外に人気のある調です。

<ロ長調の曲>

ノクターン 第17番 Op.62-1ショパン

ショパンのノクターン全21曲中3曲もがロ長調の曲なのは興味深いところ。絶望の中で「夜想曲」という希望をショパンは見出したのかもしれません。今回は1966年録音のルービンシュタインの演奏を紹介いたします。

ぷりま音楽歳時記 2-5. ホ長調

ホ長調

ホ長調の調号は#が4つ。作曲家リムスキー=コルサコフはこの調を「煌びやかなエメラルド色」と色聴しています。なるほど自然光のような明るさの調と感じても面白いかもしれません。

<ホ長調の曲>

ペールギュント第1組曲第1曲「朝」グリーグ

のどかな朝の情景を描写したかのようなこの曲。エメラルド色のホ長調と朝の光はとてもフィットするように思います。今回は2015年、ズービン・メータ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を紹介いたします。

 

 

ぷりま音楽歳時記 2-4. イ長調

<イ長調>

イ長調の調号は♯3つ。マッテゾン曰く、「輝かしくあるが、また同時に痛ましく心を打つ」とのこと。これはとても私にはしっくりきます。弦楽器が得意とする調です。

<イ長調の曲>

美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス2世

「輝かしくあるが、また同時に痛ましく心を打つ」に相応しいのがこの曲。この曲で真っ先に思いつくのが映画「2001年宇宙の旅」のシャトルと宇宙ステーションのドッキングシーンです。なお演奏はカラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニーによる演奏が用いられています。

ぷりま音楽歳時記 2-3. ニ長調

<ニ長調>

ニ長調の調号は、#が2つ。マッテゾン曰く、「むしろ鋭く、頑固」。ニ短調同様、「Deus」(神)の頭文字を持つ調なので祝祭的な曲に用いられることが多いのが特徴です。

<ニ長調の曲>

ジムノペディ第1番(サティ

ピアノ曲にはあまり人気のないニ長調。あえて挙げればこの曲です。古代ギリシアの神々を讃える祭典「ギュムノペディア」に由来するこの曲、まさに祝祭的と言えます。今回は、1956年に録音のチッコリーニによる演奏を紹介いたします。

ぷりま音楽歳時記 2-2.ト長調

<ト長調>

ト長調は調号は#1つ。マッテゾン曰く、「ほのめかすようでいて、雄弁」。なるほど冗舌とかおしゃべりというイメージということでしょうか。

<ト長調の曲>

アイネ・クライネ・ナハト・ムジークK.525(モーツァルト)

冗舌な曲といえば、モーツァルトの代表曲であるこの曲を取り上げないわけにはいきません。今回紹介するのは2005年、ドイツ・ザクセン州、ラメナウ城でのゲヴァントハウス弦楽四重奏団の演奏です。

 

ぷりま音楽歳時記 2-1.ハ長調

<ハ長調>

ハ長調は調号なし。マッテゾン曰く、「粗野で軽率だが、歓喜や歓びに満ちている時にふさわしい」とのこと。これには首を少し傾げるところも…

<ハ長調の曲>

弦楽セレナーデ op.48  第1楽章(チャイコフスキー)

ハ長調の音階で駆け上がって、冒頭のテーマが度々繰り返されるのがとても印象的な曲です。今回紹介するのは1990年に収録された小澤征爾指揮、水戸室内管弦楽団の演奏です。

 

 

ぷりま音楽歳時記 24.二短調

<ニ短調>

ニ短調の調号は♭1つ。英名でD-minor、独名でd-mollです。ラテン語で神を表す「Deus」の頭文字でもあるので、教会音楽で使用されることが多い調です。

<ニ短調の曲>

レクイエム ニ短調 K.626(モーツァルト)

モーツァルトの未完の遺作。死者のためのミサ曲であるレクイエムに、ニ短調は相応しいと思います。今回紹介するのは、1991年に収録された、ガーディナー指揮による古楽器オーケストラによる演奏です。第11曲、サンクトゥスは、同主調のニ長調で祝祭的な雰囲気も。

ぷりま音楽歳時記 23.ト短調

<ト短調>

ト短調の調号は♭2つ。短調らしい暗さの中にもどこか軽やかさも兼ね備えている印象です。ピアノ曲ではどちらかと言えば「いぶし銀」的存在。

<ト短調の曲>

「四季」より「6月 舟歌」(チャイコフスキー)

「舟歌」というピアノの性格小品にト短調がよくフィットすると思います。中間部で同主調のト長調に転調しますが、その対比も実に美しいです。今回紹介するのはリヒテルの1983年、ブダペストでのライブ録音です。

ぷりま音楽歳時記 22.ハ短調

<ハ短調>

ハ短調の調号は♭が3つ。同主調のハ長調はイノセントな印象のハ長調。ハ短調はその反面のダークサイドとして用いられることが多いと感じます。

<ハ短調の曲>

交響曲第5番<運命>」(ベートーヴェン)

ハ短調の代名詞的な存在ともいえるのがこの曲。激しく葛藤するかのような第1楽章がハ短調。祝祭的な終楽章はハ長調でその対比は見事。今回紹介するのは、1981年10月29日東京文化会館でのカラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニーの演奏です。

ぷりま音楽歳時記 21.へ短調

<へ短調>

ヘ短調は調号の♭が4つ。平行調が柔和な変イ長調で、同主調が朗らかなヘ長調なので、近親調からヘ短調に転調すると、その色合いの深さが一層際立つようです。

<ヘ短調の曲>

楽興の時 第3番」(シューベルト)

「楽興の時」の中でも最も有名な曲でしょう。中途の転調がとても効果的で、短い曲ながら、ヘ短調の魅力の深さを充分に味わえると思います。今回紹介するのは1976または77年にレーメンの放送局で録画された、ブレンデルの演奏です。

ぷりま音楽歳時記 20.変ロ短調

<変ロ短調>

変ロ短調は調号の♭が5つ。黒鍵をフル活用できるので、ピアノ曲に用いられることが多いです。重厚かつ深い響きの曲によく似合う調だと思います。

<変ロ短調の曲>

「ピアノ協奏曲第1番 第1楽章」(チャイコフスキー)

インパクトある冒頭のピアノ和音奏でおなじみのこの曲をやはり挙げないわけにはいきません。第1楽章は変ロ短調で始まり同主調の変ロ長調で終わります。今回紹介するのは、1962年のコンサート録画、ヴァン・クライバーンのピアノ、キリル・コンドラシン指揮のモスクワ交響楽団による演奏です。

 

 

ぷりま音楽歳時記 19.変ホ短調

<変ホ短調>

変ホ短調の調号は♭が6つ。黒鍵だらけの調でピアノ曲の独壇場の調といえます(特にロマン派以降)。この世ならざる涅槃の境地を感じてしまいます。

<変ホ短調の曲>

ピアノのための6つの作品 Op.118 より 第6曲「間奏曲」(ブラームス)

超有名曲とまではいきませんが、ブラームス後期の傑作です。この第6曲はこの世ではない「あの世」をあたかも描いているようです。今回紹介するのは前回のエントリーでも触れた、グレン・グールドによる1960年の録音です。当時グールドは20代の若者、なのにやけに老練された演奏のように思います。

ぷりま音楽歳時記 18.嬰ト短調

<嬰ト短調>

嬰ト短調の調号は♯が5つ。黒鍵を5つ全て使うので、ピアノ曲に多く見られます。ただし他の弦・管楽器では鳴らしにくい調となります。

<嬰ト短調の曲>

「ラ・カンパネラ」パガニーニによる大練習曲第3番

パガニーニの原曲(ヴァイオリン協奏曲第2番)のキー設定はロ短調です。ピアノ用にアレンジした時に嬰ト短調に設定したリストの審美眼こそ、「ピアノの魔術師」の呼称に相応しいと思います。今回は1982年録音のホルヘ・ボレットの演奏を紹介いたします。

ぷりま音楽歳時記 17.嬰ハ短調

<嬰ハ短調>

嬰ハ短調は♯が4つ。平行調が全調の中でも特に明るいホ長調なので、その対比として、特にピアノではよく用いられる人気の調です。

<嬰ハ短調の曲>

ピアノソナタ第14番「月光」Op.27-2 第1楽章(ベートーヴェン)

明るさの象徴である「太陽」の対比としてふさわしいのが、まさに「月光」。ドイツの詩人かつ音楽評論家であったルートヴィヒ・レルシュタープは見事この曲にふさわしい愛称をつけたと思います。今回紹介するのは、1991年に録音されたポリーニの演奏。クールな魅力が特に光る演奏だと思います。

 

ぷりま音楽歳時記 16.嬰へ短調

<嬰へ短調>

嬰ヘ短調の調号は♯が3つ。主音が黒鍵の音で管・弦ともに鳴らしにくい調。黒鍵数が3つと微妙なので、ピアノでも弾きにくく、あまり人気がありません。

<嬰へ短調の曲>

交響曲第45番「告別」(ハイドン)

鳴らしにくい調であることを逆手にとったこの曲。終楽章では演奏中に次々と奏者が舞台から退場してしまう、まさに「告別」そのもの。さすがアイデアマン、ハイドンならではの曲です。今回紹介するのは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の2009年のニューイヤーコンサートの映像です。指揮はバレンボイムです。

 

ぷりま音楽歳時記 15.ロ短調

<ロ短調>

ロ短調は、♯が2つ。白鍵の中でも特に不安定な「シ」が主音。16世紀以降になり、ようやく実際の曲でも用いられるようになりました。

<ロ短調の曲>

「白鳥の湖」より「情景」(チャイコフスキー)

言わずと知れた、チャイコフスキーの三大バレエの中の一つ。湖で泳ぐ優雅で儚い白鳥のイメージとロ短調のもつどこか不安定で物憂げな感じはとても相性がよいと思います。今回紹介するのは、カラヤン指揮、ベルリン・フィルによる1971年録音の演奏です。

ぷりま音楽歳時記 14.ホ短調

<ホ短調>

ホ短調は、♯が1つ。平行調のト長調と同様に開放弦が使えるので弦楽器で演奏しやすい調。音楽理論家マッテゾンはこの調を「深く沈み考えこむ調」と性格づけてもいます。

<ホ短調の曲>

ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64(メンデルスゾーン)

ホ短調の代表曲といったらまず挙げられるのがこの曲。ドイツロマン派、メンデルスゾーンによる大名作です。今回紹介する演奏は、ヴァイオリンがアイザックスターン、ガリー・ベルティーニ指揮、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団による1986年のライブ録音です

ぷりま音楽歳時記 13. イ短調

<イ短調>

今回より短調です。さて最初は調号なしのイ短調です。同主調が非常に明るいイ長調(♯3つ)なので、そのコントラストで一層悲しみが増すように感じます。

<イ短調の曲>

ピアノ協奏曲 作品16 第1楽章(グリーグ)

ノルウェーの作曲家グリーグによるこの曲、冒頭の劇的なピアノソロは、テレビなど「悲劇的」なシーンのBGMでよく耳にするように思います。今回紹介するのは、ルービンシュタインの演奏。1975年の映像で、当時88歳!翌年には演奏活動から引退、晩年の見事な演奏です。

ぷりま音楽歳時記 12.へ長調

<ヘ長調>

ヘ長調は♭が1つ。この調は、のどかな自然風景を描写するのに適していると思います。どこかオーガニックな雰囲気を感じます。

<ヘ長調の曲>

イタリア協奏曲 第1楽章(J.S.バッハ

この曲は強弱の変化をつけられる2段鍵盤のチェンバロを想定してバッハが作曲。バッハの鍵盤曲には珍しく作曲者本人が、f、pの強弱記号を明記しています。今回紹介する演奏は、カナダのピアニスト、グレン・グールドによる1959年の録音です。

以下この演奏の録音時の模様を記録したドキュメンタリー・フィルムです。

ぷりま音楽歳時記 11 .変ロ長調

<変ロ長調>

変ロ長調は♭が2つ。ドと吹くとシ♭が実音として鳴るB♭(ベー)管を中心に管楽器が得意とする調。ストレスなく気持ちよくブラスが響きます。

<変ロ長調の曲>

展覧会の絵』プロムナード(ムソルグスキーラヴェル

ムソルグスキーが作ったピアノ曲を「管弦楽の魔術師」としても名高いラヴェルがオーケストラのためにアレンジ。冒頭の管楽器トランペットの響きがとても印象的です。1980年4月東京のNHKホールでのチェルビダッケ指揮、ロンドン交響楽団の演奏を今回は紹介いたします。

ぷりま音楽歳時記 10.変ホ長調

変ホ長調

変ホ長調の調号は♭が3つ。管楽器がとても得意とする調です。特に低音楽器は朗々と鳴り響き、その迫力には強い威厳が感じられます。

<変ホ長調の曲>

ピアノ協奏曲第5番「皇帝」第1・3楽章(ベートーヴェン

ベートーヴェンは「ヒーロー」を描く時、好んで変ホ長調を用いて作曲します。この「皇帝」もそうですが、交響曲第3番「英雄」でもこの調を用います。今回はツィメルマンのピアノ、バーンスタイン指揮、ウィーンフィルハーモニーによる演奏を紹介いたします。

ぷりま音楽歳時記 9.変イ長調

<変イ長調>

 

変イ長調の調号は♭が4つ。長調の明るさの中に、深い憂いを潜めている、とても味わいのある渋い調だと、個人的には思っています。

<変イ長調の曲>

ピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章(ベートーヴェン)

味わい深い変イ長調の代表曲として、この曲挙げないわけにはいかないでしょう。今回紹介するのはウラディミール・ホロヴィッツの演奏。指を伸ばして弾くホロヴィッツ独特のタッチとこの曲の相性がとても良いと思います。

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