- 春日部で40年。あなたの街の音楽教室。ミュージックファームぷりま

ピアノ・声楽・ギター・バイオリン・フルート・クラリネット

インナーマッスルを鍛えてみよう

ウォーキングや足ツボもみのおかげか、ここ数年、ギックリ腰にならずに過ごせています。ただまだ腰が抜けそうになる一歩手前でギリギリ何とかとどまる瞬間もあり、まだまだ油断できない状況と言えそうです。

そこで腰回りを鍛えて、筋肉のコルセットを身にまとおうと思い、腹筋運動でもしてみるかと腰を上げてみました。学生時代は軽々出来ていたので簡単に出来るであろうとタカをくくっていました。ところが、実施にやってみると全く歯が立たず。いわゆる腹筋運動であるシットアップは一回もできず。その衰えぶりには我ながら愕然としました。さすがにこのままではマズいと思い、何かできることはないかと探してみました。

先ず取り組んでみたのが「フロントプランク」です。うつ伏せの状態から身体を浮かせ、その姿勢をキープさせるトレーニングです。まずは「30秒キープ、10秒休憩」の3セットから始めてみました。これなら楽々できると思いましたが、そうは問屋が卸しません。30秒キープですらやっとの思い、そしてその翌日には結構な筋肉痛。情けない限りですが、やはり現実を直視せざるを得ません。

とはいえ、このプランクは布団の中でも出来るので、起床直後、就寝直前のルーティンになりました。「腹横筋」(インナーマッスル)に効果があるということなので、しばらく継続したいと思います。腹筋を6パックに割るなんていうのは夢のまた夢、まずはシットアップを1回でも成功させることを目標にします。

フィジカルもメンタルもセルフケアが欠かせません

相変わらずウォーキングは継続しています。そして歩き方を見直してから、腰痛はかなり軽減しました。ですがあちら立てればこちら立たずで、しばらくは足裏が妙に痛むようになりました。きっと若い頃なら寝るだけで回復していた疲れも、今ではそうもいかなくなったようです。

そこで夜、寝る前に足裏のマッサージを始めました。ツボ押し棒を使ってしっかり押し込むと効果があったようで、1週間程度で足裏の痛みがおさまりました。すっかり足裏揉みは就寝前のルーティンとなり、日々のウォーキングも快適になってきました。つくづく身体のセルフケアの大切さを身に染みる今日この頃です。

これは何もフィジカル面に限らず、メンタル面でも同様、セルフケアは欠かせません。コロナ禍以降、特に社会情勢はかつてないほど荒んでいるように感じます。どことなく不安な気持ちに苛まれやすいとも言えます。そこで音楽の力が有益なのは言うまでもありません。

もちろんコンサートへ出かけたり、部屋でイヤホン越し音楽を聴くだけでもある程度はリフレッシュできるでしょう。でもそれだけでは受け身で、どこか他人まかせになってしまっているとも言えます。

自らが演奏し、その響きを自ら浴び、気分一新!そのように能動的に自身のメンタルケアが出来れば理想的だと思います。そのためには自分自身が気持ちよく感じる音色で楽器を響かせることを最優先にしたいものです。それは「楽譜通りに間違えずに弾く」や「技術的に上達する」以上に大切なことだと思います。

ピアノを弾く時は普段使わない筋力を使います

私と腰痛との付き合いはもう30年。少しでも症状を軽くと思い、近年始めたのがウォーキング。ようやく生活習慣化しました。それでも季節の変わり目などで痛みが出ることはあったので、それほど効果がないものかと半ばあきらめていました。

ところが歩き方を見直したら、効果てきめん!今のところ痛みが出ずに済んでいます。これまでは無意識にですが足を引きずって歩いていたようです。それを行進するつもりで太ももを持ち上げて歩いてみました。でも悲しいかな、鏡に映っている己の姿、思ったほど上がっていません…。「もも上げ」歩きをした翌日はひどい筋肉痛になりました。ですがそれがインナーマッスルの腸腰筋に効果があったのか、かなり腰回りが楽になりました。

今も歩き方はいろいろ工夫していて以下の動画を参考にしたり、いろいろ試行錯誤は続いています。

「歩く」という日常動作ですら意識をして初めて動かす筋肉がある有様。ましてやピアノを弾くといった非日常的な動作である楽器演奏では、さぞや使ったことのない筋肉や未知なる身体の使い方があるように思います。(以前紹介したこちらの本もおすすめです→リンク

ですから、上手く弾けないことをそれほど嘆かなくてもいいと思うのです。むしろピアノを弾くという特別な動作によって、自らの秘められた身体の可能性を開拓し、それを楽しみたいところ。習い始めはやっとのことで広げていたオクターヴ幅も次第に筋肉がつき、いつしか楽に届くようになるのも「ピアノあるある」です。ですから時間をかけ、焦らず、じっくりと「ピアノ筋」をつけたいきたいものです。

 

 

心身ともに健康を目指していきたいものです

ピアノレッスンの仕事はほぼ内勤といえます。弾く時に辛うじて上半身は使うものの、どうしても運動不足になりがちです。人間の筋肉の7割が下半身に集まっているそう。ですから、ここ数年、意識的に下半身を動かし運動不足の解消に努めるようになりました。ただランニングだとハード過ぎて嫌なので、もっぱらのんびりとウォーキングしています。この1年は1日1万歩を目標にスマホの万歩計アプリを頼りに何とか継続しています。

歩くコースはどうしても似通ってしまい飽きがくるので、いつも新鮮な気持ちでいるために、ヘッドホンやイヤホンで、音楽を聴きながら歩いています。「今日は筒美京平にしよう、70年代のディスコ歌謡がいいな。」などと、聴く曲も日替わりにしています。すると「今日は何を聴くか?」ということがモチベーションとなり、今やウォーキングはすっかり日常の楽しみになってしまいました。いつも歩いているコースも、聴く曲が変化すると、風景も少しだけ違って見え、新たな発見もあったりします。この聴く曲の変化のおかげで飽きずに何とか継続できている気がします。

歩くようになって、夕食を終え、歯磨きを済ます頃には、強烈な睡魔に襲われるようになりました。本当なら、もう一仕事して考え事などもしたいところですが、とりかかってもいつの間にか寝落ちしていることが多くなりました。「コロナうつ」など取り沙汰されますが、心身ともに何とか健康をキープできているのも、運動と音楽のおかげといえましょう。こんな情勢ですが、少しでも元気にやっていきたいものです。

最新ブログ

2024年10月13日
今月の一冊 『キャンティ物語』(野地秩嘉著)
image
今月の一冊 『キャンティ物語』(野地秩嘉著) ユーミンと言えば、やはり飯倉のレストラン「キャンティ」を思い浮かべます。オーナーの川添浩史・... 続きを読む
2024年10月6日
インナーマッスルを鍛えてみよう
image
ウォーキングや足ツボもみのおかげか、ここ数年、ギックリ腰にならずに過ごせています。ただまだ腰が抜けそうになる一歩手前でギリギリ何とかとどまる瞬間... 続きを読む
2024年9月29日
黒鍵ペンタトニック 「春よ来い」(はっぴいえんど 作曲:大滝詠一)
image
「春よ来い」(はっぴいえんど) 前回に引き続き大滝詠一です。大滝詠一は伝説の「日本語ロック」バンド、「はっぴいえんど」のボーカルでデビュー... 続きを読む

ブログをすべて見る

最新ブログBlog

2024年10月13日
今月の一冊 『キャンティ物語』(野地秩嘉著)
image
今月の一冊 『キャンティ物語』(野地秩嘉著) ユーミンと言えば、やはり飯倉のレストラン「キャンティ」を思い浮かべます。オーナーの川添浩史・... 続きを読む
2024年10月6日
インナーマッスルを鍛えてみよう
image
ウォーキングや足ツボもみのおかげか、ここ数年、ギックリ腰にならずに過ごせています。ただまだ腰が抜けそうになる一歩手前でギリギリ何とかとどまる瞬間... 続きを読む
2024年9月29日
黒鍵ペンタトニック 「春よ来い」(はっぴいえんど 作曲:大滝詠一)
image
「春よ来い」(はっぴいえんど) 前回に引き続き大滝詠一です。大滝詠一は伝説の「日本語ロック」バンド、「はっぴいえんど」のボーカルでデビュー... 続きを読む

ブログをすべて見る