「ドレミファソラシ」の階名と谷村新司さん
以前取り上げた「ドレミファソラシ」の階名というのは、11世紀のイタリアがその起源です。教会音楽の教師、グイド・ダレツィオが各節ごとに一音ずつ上がる「聖ヨハネ賛歌」の歌詞の頭文字を階名に使用することから始まりました。それから1000年近くも経って、遠く離れた日本でも使われているのは本当に不思議なことだと思います。

故・谷村新司さんが以前ラジオで、この不思議な言葉「ドレミ…」に独自の解釈を披露していたのが大変面白く、以下それを要約します。
『「ソ」の語源はSOL=太陽、つまり「ソ」は太陽の音。そして「ソ」の下にある「ドレミ」は地球の音。「ド」=土の音、「レ」=火の音、「ミ」=水の音。地球上にどうやって火と水と土が出来たか?それが最大の「火(ひ)水(み)土(つ)」=秘密。「ファ」は地球(ドレミ)と太陽(ソ)の間で揺れるている音。すなわち風の音。「シ」は「死」=「無」、日本語では「シ」の音は「虚無」という。英語でいうとVoid。虚無は形がないけれど「シ」は上の「ド」に繋がる。「ラ」は宇宙の音であり、宇宙を突き抜けると虚無「シ」になる。そこから上の「ド」=土に帰るのである。』
<ニッポン放送「まあるい日曜日」2009年5月11日放送>
ただでさえ不思議な「ドレミ…」に対して、東洋人らしく漢字を交えて独自の解釈を加える谷村さん。とても想像力に富む面白い話だと思ったのと同時に、これぞ異文化交流の醍醐味と強く感じたのでした。
